2025/03/24
家の外観を整え、プライバシーや防犯性を向上させるために欠かせないのが外壁の設置です。外構工事の中でも比較的多くの家庭で採用される仕切りですがデザインや素材によって価格が大きく変わるため、予算内で理想の外構を実現するためには適切な選択をすることが重要になります。広島で外壁を含む外構工事を検討している方に向けてフェンス設置の費用相場や、コストを抑えるためのポイントについて詳しく解説します。
外壁の設置価格は使用する素材や施工方法、設置する長さによって大きく異なります。一般的に仕切りの費用には「材料費」「施工費」「基礎工事費」が含まれ、それぞれの要素が価格に影響を与えます。
素材ごとの価格相場を見てみるとアルミ外壁は比較的手頃な価格で、1メートルあたり約8,000円〜15,000円程度が相場となります。デザイン性や耐久性に優れメンテナンスも容易なため、広く採用されています。一方木製のフェンスは自然な風合いが魅力ですが定期的なメンテナンスが必要になるため、長期的な費用を考慮する必要があります。ウッド外壁の相場は1メートルあたり約10,000円〜20,000円程度です。
目隠し効果の高い樹脂製仕切りやコンクリートブロック外壁は、プライバシーを重視する方に人気があります。樹脂製のフェンスは耐久性が高くメンテナンスがほとんど不要ですが、1メートルあたり15,000円〜30,000円程度とやや高額になるのです。コンクリートブロックを使用した外壁は強度があり防音効果も期待できますが、基礎工事が必要となるため1メートルあたり20,000円〜50,000円と高めの価格設定になっています。
施工費に関しては、仕切りの種類や施工の難易度によって異なります。単純に地面に外壁を設置するだけであれば比較的低コストで済みますが傾斜地や地盤が弱い場所では補強工事が必要になるため、追加の価格が発生する場合があるのです。そのため最初にしっかりと見積もりを取り、予算内で適切な施工ができるか確認することが重要です。
フェンスの設置費用を抑えつつ満足度の高い外構工事を実現するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まず設置する範囲を最小限にすることが、コスト削減の第一歩です。すべての境界線に外壁を設置するのではなく目隠しが必要な部分だけを仕切りで囲い、残りは生垣や低い柵で対応することで全体の価格を抑えることができます。
シンプルなデザインの外壁を選ぶことで、費用を大幅に抑えることができるのです。装飾性の高いフェンスは価格が高くなる傾向にあるためデザインをシンプルにしつつ、塗装や植栽を活用しておしゃれな雰囲気を演出するのも一つの方法です。例えばシンプルなアルミ外壁にツタを這わせることで、自然な雰囲気を加えることができます。施工業者の選定も費用を抑えるうえで重要なポイントです。広島には多くの外構工事業者がありそれぞれの業者が異なる価格設定をしているため、複数の業者から見積もりを取り適正価格を確認することが大切です。
